2024/01/12 13:55

明けましておめでとう御座います。
昨年は大変多くの方々にお世話になりました。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

いよいよ2024年となりました。
とても個人的な話となりますが、
1994年、2004年、2014年と、
末尾が4の年は色々と思い入れがある節目ですので、
ちょっと例年と違うというか、特別な年にしてやるぞ!という意気込みに密かに溢れていたりもします。

というのも、ここ数年は様々な状況の変化により、特にプライベートの中で問題を抱えて、
上手く生産プランを動かせずに、
限られた時間の中で、当工房としても頂いたご注文にご対応させて頂く事が精一杯で、ただただ時間に追われ、目の前の事に翻弄され続けていたような非常に厳しい状況の中にありました。
お客様に納期を遅らせて頂くような、心苦しい状況も少なからずありました。

しかしながら、現状としては問題も少しづつ改善されつつあり、今年はより多くの時間を得られそうな見通しとなりポジティブな風向きとなりつつあります。
そんな中で、
ここ数年まともに新作が出せていないフラストレーションの裏で、幸いにもアイデアや構想だけは止まる事なく数多く蓄積しているんで、ワクワクとモゾモゾした気持ちが交錯しているような状況なんですね。

また、
新作に取り掛かれなかった分、実務的な部分で今まで以上に革に向き合ってこれた感触や、昔から製作している製品のディテールの改良改善であったり、
技術や知識の深まりは実感があり生産者としての土台のレベルアップを強く感じている中で、
今後どのような新たな製品を作り出していけるのか、個人的に自分自身が非常に楽しみだったりもしているところでございます。

とは言え、お待たせしているお客様、まだまだ非常に有難いことに注残も数多くありますので、勢いづけて丁寧に心を込めて生産しながら、その一方で、
今年は「攻め」の年として、
新たにお客様に驚きや喜びを感じて頂ける新作を多く出して行こうとメラメラ燃えているところでございます。

1年集中を切らさずに、
今年は「やり切った」と心から言える2024年の年末を迎える為にやって行こう!

そんな所信表明の回でございます。

とは言え、
年明けから、大変な大災害が起こったり、身の回りとしてもとても悲しい出来事があったり、好きな芸人さんが活動休止したり、
早々から気持ちが全く落ち着かない日々が続いておりますし、
また、今年の道のりの中でも、
色んな迷い、様々な壁は出てくるんで、
今回の記事をもって奮い立たせてて、時には帯を締め直せるもになったらなとも思っております。

軽々しく言える状況ではないですが、
皆様も多くの楽しみや喜びある年となりますように。